DNP、web3やメタバース支援の投資ファンドへ参加

大日本印刷(DNP/東京都新宿区)は1月10日、ベンチャーキャピタルのMIRAISE(ミレイズ/同・東京都渋谷区)が組成した、web3、メタバース、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの領域のスタートアップ企業を投資対象とする投資ファンドに参加したことを発表した。国内外のweb3の動きを支援しながら、同社の新しいビジネスの創出にもつなげる考えだ。
これによりDNPは、次世代の分散型インターネットとして注目されるweb3、仮想空間での多様なサービスを実現するメタバース、DXを主な投資領域とするミレイズとの協力関係を強化する。同時にスタートアップ企業各社との新規事業の創出を促進していくという。
DNPは、デジタルとアナログ、リアルとバーチャルなど、ハイブリッドな価値の創出に取り組んでおり、これまでも国内企業のメタバース構築の支援などを行ってきた。今回の投資ファンドを活かし、web3社会において、「人・モノ・体験」が連動する同社ならではの新しいビジネスモデルの創出を加速させていくという。