白馬の美しい自然をNFTに web3技術で地域活性化目指す

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写真はイメージです
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白馬村観光局(長野県北安曇郡)は1月20日、サーキュラーエコノミーを起点にした地域活性・新規事業支援を行う新東通信/CIRCULAR DESIGN STUDIO.(愛知県名古屋市)、東京と米国デラウェア州でweb3事業を行うFinal Aim(東京都文京区)と共同で、白馬村でweb3技術を活用した実証実験を行うことを発表した。web3技術を活用しマウンテンリゾートとして人気のある白馬の美しい自然をNFT(非代替性トークン)に残すことで、地域活性化を図る。

実証実験「Non-Fungible HAKUBA」では、冬のシーズン中の白馬村の写真を募集し、その写真に紐づく撮影情報(時刻・位置など)をブロックチェーンに記録し特設サイトで公開。証明書として、写真投稿者へNFTを発行する。気候変動の影響で雪不足に直面する白馬村の美しい自然を、改ざん不可能な記録として残す目的だ。

同プロジェクトは技術パートナーであるFinal Aimが提供するブロックチェーンプラットフォーム「Final Chain」を基盤とし、期間限定での技術検証として行う。

今回の取り組みを通じた知見をもとに、今後の白馬村における同技術の活用を検討していく。将来的には白馬村における環境負荷低減のためのアクションを可視化し、貢献度に応じてインセンティブを提供することも構想しているという。観光業を中心とした白馬村の環境負荷低減に繋げる。

新東通信は3社でweb3特化型エージェントユニットを始動

新東通信は、web3技術の社会実装を見据え、1月13日に共同ピーアール(東京都中央区)、VAZ(同)と共同でweb3特化型エージェントユニット「Wonder.3(ワンダー・スリー)」を発足。web3ビジネスにおけるプロモーション・広告運用・PR支援や、web3を活用した地域創生・マーケティング支援などを行っている。

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