愛知県犬山市とCNPがコラボ NFTで地域活性化

NFT(非代替性トークン)プロジェクト「CNP(CryptoNinja Partners)」を運営するバケット(東京都新宿区)は8月29日、愛知県犬山市とNFT活用に関する連携協定を締結したことを発表した。犬山市の地域活性化プロジェクトの一環として「犬山市デジタル城下町プロジェクト」を展開し、CNPと犬山城のコラボNFTの発行等を通じて、関係人口の創出を実現する。
「デジタル城下町プロジェクト」は、同社が展開するNFTプロジェクトの総称で、全国の城を持つ自治体等と連携し、地域活性化を目指していく。今回の「犬山市デジタル城下町プロジェクト」は、活動の第一弾となる。
犬山市デジタル城下町プロジェクトは、NFTを活用し、犬山城をはじめとした犬山市の歴史文化・自然・観光資源のファンを増加させる取り組み。具体的には、まず、「デジタル城下町民」の証となる10,000枚(イーサリアムチェーンで5,000点、LINE NFTで5,000点)のNFT「Inuyama Jokers」を発行・配布し、デジタル城下町民のコミュニティを構築する。
「Inuyama Jokers」は、犬山市のデジタル城下町民であることの証となり、保有者は以下の特典を得られるという。
- 寄附や犬山城への訪問により、NFTの絵柄を変化させ、育てることができる
- 保有者限定のアプリやコミュニティツールを利用し、城下町民同士で交流できる
- 限定コンテンツ等により犬山城をより深く知ることができる
- イベントへの参加や保有者限定サービスの利用ができる


同プロジェクトは今後、犬山市のコミュニティメンバーやファン、地域を応援する人口を増やしていく考え。 また、将来的には全国の城を持つ自治体等との連携も予定している。