博報堂キースリー、大手企業のweb3事業支援チームを組織

博報堂キースリー(東京都港区)は3月29日、大手企業のweb3プロジェクト推進を支援するソリューション「KEY3 STUDIO」をローンチしたと発表した。「KEY3 STUDIO」は20社以上のweb3スタートアップと連携し、大手企業のweb3プロジェクト推進における課題に対応できるリソースを提供するという。
新領域であるweb3分野では、プロジェクトの設計・推進に課題を抱える企業が多いという。社内にweb3領域の知見や経験が少なく、企画・開発を実施できる人材がいないこともある。同社はそのような課題に対応するため、web3スタートアップを中心とした専門家集団を発足し、企業のニーズに合わせて適切な情報や人材などのリソースを提供する「KEY3 STUDIO」を開発した。
同社はさまざまなweb3企業や専門家にヒアリングを行い、それぞれの特徴や強みをデータベース化。それらを利用し、web3プロジェクトの設計・実行に際して課題を抱える企業に向け、マネジメントをサポートする。
同社は、博報堂とStartale Labs Japan(同・渋谷区)のCEO渡辺創太氏が2022年12月に設立した。渡辺氏はパブリックブロックチェーン「Astar Network」開発の知見を活かしコンサルティングや開発サポートを行ってきた。web3事業プロデュース企業として、web3ハッカソンの開催や、データウォレット「wappa」を活用したNFTプロモーション施策などを行っており、より多くの生活者がweb3に参加できる社会の実現に貢献していくとしている。
「KEY3 STUDIO」参画企業
- AKINDO(東京都世田谷区)
- Anique(同・渋谷区)
- Apas(同)
- Astar Games(同)
- COSMIZE
- DataGateway(同・目黒区)
- Digittle(同・渋谷区)
- D(同・新宿区)
- ガイアックス(同・千代田区)
- HashHub(同・文京区)
- リードエッジコンサルティング(同・新宿区)
- microverse(同・渋谷区)
- NMarketing(同)
- NFT Promotion Lab(同・江東区)
- Merge
- Pacific Meta(同・品川区)
- tofuNFT(埼玉県越谷市)
- SHINSEKAI Technologies(東京都渋谷区)
- Slash(シンガポール)
- スパイスボックス(東京都港区)
- Startale Labs(同・渋谷区)
- Tempura technologies / Sakaba(同)
- VeryLongAnimals
- VirtualBase(同)
- woorth(同・千代田区)
- XYLOCOPA(同・練馬区)
- ZERO3(同・渋谷区) ほか