国会議員初、自民党web3PT座長・平将明議員がSBT応援団会員証を配布

ブロックチェーン・スタートアップのIndieSquare（東京都渋谷区）とブロックチェーン戦略政策研究所（同・千代田区）は6月23日、自民党Web3プロジェクトチーム座長・平将明衆議院議員の応援団会員証としてSBT （ソウル・バウンド・トークン）を配布すると発表した。これはeKYC（オンライン上で本人確認を完結するための技術）の実証実験の一環で、DXの推進を目指すものだという。

SBTは、個人の経歴を証明する、譲渡不可能なNFT（非代替性トークン）。

平将明衆議院議員は現在、自民党員の入党手続きにeKYCを導入する実証実験を実施している。今回eKYCでの党員申込みが完了すると、平議員のキャラクター「タイラくん」のSBTを配付するという。応援団会員に対してSBT会員証を発行するのは、日本の国会議員として初の試みだとしている。なお今回のSBTはIndieSquareのweb3プラットフォーム「HAZAMA BASE」を利用して発行される。

SBTの配布は既に平議員の公式サイトで開始しており、7月31日までの期間限定の配布となる。ただし申し込みは東京都在住者限定。1000個の先着順で、なくなり次第終了する。なおSBTの特典として、所有者限定のイベントを今年9月に開催するとしている。党員には、一般党員で年額4000円から加入できる。