J&J事業創造、メタバースプロジェクト「XANA」と協業

J&J事業創造(東京都港区)は10月11日、アラブ首長国連邦の企業NOBORDER.z FZEが開発を行う、Web3.0対応のメタバースプロジェクト「XANA」との協業を発表した。
仮想空間で大規模イベント開催、自治体や企業に貸し出し
詳細は以下のとおり。
「XANA」はNFT をベースとしたメタバースのプラットフォーム。企業や個人に対し、メタバース上で自由な活動が行えるようさまざまなプロダクトやサービス、テクノロジーを提供している。
今回の協業では、所有する仮想空間を、自治体・観光事業者・企業・教育機関などに貸し出し、メタバース活用における企画戦略サポートを行う。仮想空間では規模を問わずさまざまなイベントを実現することができる。
また今後は地域貢献をテーマとしたVR空間の構築や、NFTを活用した地域課題の解決や新たなソリューション開発も行っていくとしている。
NOBORDER.zとは
ニューヨークとドバイを中心に、世界5カ国で事業を展開する次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー。ブロックチェーン技術に基づいたメタバース、NFT プラットフォームなどエンターテイメントとテクノロジーを融合させた事業を展開している。
J&J事業創造は2006年、JTB(東京都品川区)とジェーシービー(同・港区)が設立した戦略的事業開発会社。NOBORDER.zとはこれまでに、人気のキャラクター「鉄腕アトム」を、日本全国の観光地や観光資源とコラボレーションさせたご当地NFTトレーディングカードの共同開発・販売を進めている。鳥取県とタイアップした第1弾は世界約90カ国から購入希望が殺到。今後も全国各地でのシリーズ展開を予定している。