ハッシュパレットとライザップ、NFT・暗号資産を活用したプロダクト開始へ

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出所:HashPalette
出所:HashPalette

Hashport(ハッシュポート/東京都港区)の子会社でブロックチェーン(分散型台帳)事業を展開するHashPalette(ハッシュパレット/同)は5月15日、RIZAP(ライザップ/同・新宿区)と共同で、「Workout to Earn」プロダクトのリリースに向けプロジェクトを開始した。リリースは2024年の予定。

パーソナルトレーニングを中心に健康関連の知見を有するライザップとトークンエコノミー関連のノウハウを持つハッシュポート、ハッシュパレットが協業することで、web3ヘルスケアエコシステム構築による日本社会の持続的な健康増進を目指す。

ライザップは、web3並びに「X to Earn」(特定の行動〈X〉をして稼ぐという概念)が、健康や自己実現のための行動を後押しする方法として可能性があると考え、今回協業に至ったという。

リリースにあたっては、ハッシュパレットが開発・提供主体となり、同社開発のNFT(非代替性トークン)特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」上で構築。ゲームとDeFi(分散型金融)の要素を掛け合わせたGameFiによるユーザーの健康増進意識の持続と向上を目指した、「Move to Earn」や「Workout to Earn」のプロダクトを2024年にリリースする。

SBT活用し「ヘルスケアトラスト」を発行

ライザップは、同プロダクトの監修とマーケティング支援を行い、今後ハッシュパレットの提供する各種サービスとの連携も検討していく。また、ハッシュポートがトークンエコノミーアドバイザーとして、SBT(ソウルバウンドトークン)・NFT・暗号資産を活用したトークンエコシステムの構築に関する支援を行う。

さらに、譲渡不可能なNFTであるSBTを活用した、「ヘルスケアトラスト」の発行を検討しているという。ユーザーは、健康活動の成果に応じて上がるランクに応じて、さまざまなメリットを得られるようになる。将来的には、ライザップが提供するサービスや、複数の企業・サービスと連携することを視野に、ユーザーメリットの拡充を図るとしている。

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