NFTマーケティング会社、1億円調達しトークングラフ手法確立へ

NFT(非代替性トークン)のマーケティング支援などを行うSUSHI TOP MARKETING(東京都千代田区)は1月24日、ベンチャーキャピタル(VC)のSpiral Capital(同・港区)をリード投資家として、同じくVCのMIRAISE(同・渋谷区)、電通グループ(同・港区)を引受先とする1億円の資金調達を実施したと発表した。
同社は「トークングラフ(所有しているNFTをユーザーごとに分析することで、ユーザーの趣味嗜好を特定する手法)マーケティングの文化創造」を目指し、NFT配布ソリューションや、保有者向けサービスの開発・提供を行っている。今回の資金はさらなる技術開発に利用し、トークングラフマーケティングという新しい手法の確立を目指すという。
具体的には、現在開発中の法人用NFTマーケティングツール「トークングラフマーケター(仮)」の開発とそれに伴うエンジニア、ビジネス開発人材の募集を行う。
同社によると世界的に、NFTをツールとしてロイヤリティマーケティングや次世代の顧客とのコミュニケーションに活用する機運は高まっているという。同社はこのようなNFTマーケティングによる企業と顧客のコミュニケーションについてイノベーションを起こすことを目的に事業開発を行っており、NFTマーケティングの先進企業として積極的なチャレンジを続けていくとしている。