SBIデジタルハブとハッシュハブ提携、web3の社会実装に向けて

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(出所:HashHub)
(出所:HashHub)

web3事業開発支援を行うSBIデジタルハブ(大阪府大阪市)とブロックチェーン企業のHashHub(ハッシュハブ/東京都文京区)は6月15日、web3の社会実装とマスアダプション(大衆への普及)を目的に、コンサルティング事業における業務提携を開始した。web3コンサルティング事業を通し、 ブロックチェーン(分散型台帳)を軸としたweb3技術の価値と恩恵を世の中に届けることを目指す。

両社は提携によって、SBIデジタルハブのプロジェクト推進力と、ハッシュハブのweb3業界でのネットワーク・知見をかけあわせ、事業法人、自治体、官公庁の顧客を中心に付加価値の高いコンサルティングサービスを提供する。

具体的には、暗号資産、NFT(非代替性トークン)、DeFi(分散型金融)、GameFi(ゲームにDeFiの要素を掛け合わせたブロックチェーンゲーム全般)、DID(分散型ID)、メタバースなどweb3領域での多様な事業を、各顧客の関心分野の調査フェーズから、テストプロダクトの開発まで、プロジェクトをシームレスに支援するという。

両社は今回の業務提携を通じて、web3の社会実装とマスアダプションに貢献し、さらなる事業拡大に努めるとしている。

SBIデジタルハブは、web3時代における事業開発支援を目的に、SBIホールディングス(東京都港区)とプロジェクトカンパニー(同)が共同で設立した。両社の知見を最大限活かし、web3に関連した新規事業開発・立上げから売上獲得に向けたプロジェクト推進まで各種コンサルティングサービスを提供している。

ハッシュハブは、2023年4月に、SBIグループへ100%連結子会社として参画した。ブロックチェーン企業として、暗号資産・web3の専門リサーチサービスの「HashHubリサーチ」、貸し暗号資産サービスの「HashHubレンディング」、ブロックチェーン特化型コワーキングスペースの運営・提供を行っている。

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