宮崎県高鍋町がふるさと納税の返礼品にNFTを採用

宮崎県高鍋町は10月8日より、NFT(非代替性トークン)による地方創生を目指すあるやうむ(北海道札幌市)と人気NFTプロジェクト「CryptoNinja Partners」(CNP)がコラボしたNFT「高鍋町ふるさとCNP2023」をふるさと納税の返礼品として提供する。暗号資産が不要な日本円での寄付により、NFT並びにCNPを気軽に体験し、特典を通じて高鍋町の魅力を満喫してもらうことがねらい。
同NFTは、パーツや背景、キャラクターなど、異なる組み合わせの全222種類。高鍋町のソウルフードであるたかなべ餃子や特産品のマンゴー、焼酎、天然カキ、キャベツをモチーフとし、背景には観光スポットの高鍋大師や高鍋城二の丸、地元の祭り「高鍋城灯篭祭り」などを採用した。
寄付金額は1点あたり30,000円で、10月8日より、あるやうむが運営するふるさと納税サイト「ふるさと納税NFT」で受付を開始する。なおNFTには1年間の転売制限がかけられるという。また、ふるさと納税のため、高鍋町の住民は寄付・特典の対象外となる。
寄付者には以下の特典が付与される。
- 高鍋町の特定の場所を訪れると、NFTアートの絵柄が変化する機能
- 「Takanabe Gyoza News」の受け取り
- CNP保有者だけが参加可能なdiscordチャンネルの1カ月体験権
- 「ふるさと納税NFT」で寄付をした特典として、初心者向けのNFTセミナーの受講権
高鍋町長は「今回のふるさとCNPがきっかけとなり、本町の魅力が多くの方に届けられ、高鍋町に実際にお越しいただけることを期待しています」とコメントしている。