NFTプロジェクトNTPが法人向けweb3マーケティング支援PJを開始

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(出所:WEST BASE)
(出所:WEST BASE)

NFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」(NTP)を運営するWEST BASE(福岡県福岡市)は9月1日、音楽NFTプラットフォーム「Sound Desert」と連携し、法人向けweb3マーケティング支援プロジェクトの検証を開始すると発表した。企業がNFTを用いてコミュニティに対するプロモーションを行うビジネスモデルの実現を模索する考え。

「Sound Desert」は、ゐきかた(東京都千代田区)が運営する音楽NFTプラットフォームで、NTTドコモ(同)の新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」において実証実験を続けており、web3技術を活用したクリエイターファーストなしくみ、「音楽×NFT」の提供価値を検証している。

(出所:WEST BASE)
(出所:WEST BASE)

同プロジェクトは、ERC6551という、NFTが他のNFTを所有できるトークンの規格を用い、NTPの保有者に「Sound Desert」が音楽NFTを配布。その後、トレードや二次流通によるNFT(非代替性トークン)の流動性や、ファン同士のコミュニケーションの活性化度合いを測定し、NFTを活用した「web3マーケティング」の効果を検証する。

同社は第1弾として、9月30日にNFTコレクション「Harmony」をリリースする予定。NTPに登場するキャラクターに救援物資を届けるドローンをモチーフとして採用することで、NFTにNFTを保有させるERC6551の技術的特性を強調する。

(出所:WEST BASE)
(出所:WEST BASE)

NTPは、2023年3月には山梨県とコラボし、水素電池開発のPRのために漫画を制作。NFTを活用し、一緒に同県の未来を考えてもらうことを狙いとした。具体的には、同作品に関連するNFT所有者などがストーリーを制作するほか、作中のセリフを考えて投稿するキャンペーンを実施した。

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