博報堂、カルビーらweb3消費者キャンペーンでNFT配布

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(出所:博報堂)
(出所:博報堂)

博報堂(東京都港区)「ミライの事業室」は4月12日、カルビー株式会社(同・千代田区)、CryptoGames(同・渋谷区)、DataGateway(シンガポール)とともに、商品購入に応じてNFTを配布するweb3消費者キャンペーンを実施すると発表した。web3をはじめとする最新技術を取り入れた新たな価値創造に取り組み、顧客に付加価値を提供していく考え。

博報堂らは、購買数と連動して段階的に成長するNFTをおまけとし、博報堂とDataGatewayが開発したデータウォレット「wappa」を活用し、カルビーポテトチップスの「NFTチップスキャンペーン」を実施する。期間は4月12日から5月31日まで。

同キャンペーンでは、カルビーの対象商品を購入後、空きパッケージを折りたたみカルビーのスマートフォンアプリ「カルビー ルビープログラム」で登録すると、「ポテトNFT」が無料配布される。対象商品を登録するごとにNFTが成長し、5回登録で、架空の世界「じゃがバース」のキャラクターを「収穫」できるという。なお、ポテトNFT所有者には今後継続的にコンテンツが提供される。

また、NFTの所有・管理には、「wappa」を導入。wappaで取得・保有したデータは、個人が許可したもののみが匿名性をもって企業に提供される。

web3体験を創造し、より多くの生活者へ

博報堂、カルビー、CryptoGamesは2022年7月、農業ゲーム「Astar Farm」上での施策を実施。12月にはStartale Labs(シンガポール)のCEO渡辺創太氏と「博報堂キースリー」を設立し、web3ハッカソンを企画運営するなど、web3領域に注力している。

博報堂は広告領域のクリエイティビティの知見を活かし、パートナー企業と共により多くの生活者がweb3に参加する世界の構築を目指すとしている。

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