PayPayマネーで暗号資産の購入可能に LINE Xenesisと連携

LINEの暗号資産・ブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesis(東京都品川区)とスマホ決済サービスのPayPay(同・港区)は7月6日、暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」において、PayPayマネー(残高)での暗号資産の購入、PayPayマネーへの出金ができる「PayPay連携サービス」を開始した。
同サービスでは、これまで暗号資産購入時の決済手段として銀行振込と「LINE Pay」を取り扱ってきたが、この度「PayPay」を決済手段として追加。
両社はこの連携によって、LINE BITMAX利用者にはさらなる利便性を、PayPay利用者には、暗号資産を保有する機会を提供する考えだ。
利用者は、PayPayとLINE BITMAXのアカウントを連携することで、PayPayマネーでの暗号資産購入や、LINE BITMAX残高からPayPayマネーへの出金が可能になる。購入・出金は1円から、24時間365日可能だ。
LINE BITMAXは、LINEから利用できる暗号資産取引サービスとして2019年に開始。暗号資産が1円から取引可能で手軽であることから、幅広い層に利用されてきた。
今後もLINE Xenesisは、利用者のニーズに応えながら、同サービスの機能の拡充を推進するとしている。暗号資産の普及に向け安全性を第一に考えながら、取引未経験者や初心者にもわかりやすい、エントリーモデルとしてのサービスを目指していくとしている。
なお同社によると、PayPayと連携し、暗号資産の購入や出金ができるサービスは、暗号資産業界において初だという。