長野県、「メタバース」活用策検討へ複業人材を募集

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(出所:Another works)
(出所:Another works)

長野県は10月17日、Another works(東京都渋谷区)の複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド for Public」を活用した、行政向けに複業人材を登用する実証実験を開始した。

デジタル・メタバースエバンジェリストなど6職種で開始募集

実証実験の開始に伴い、同県はメタバースやエシカル消費など6分野で複業人材の募集を開始した。今回、募集する職種は以下のとおり。

デジタル・メタバースエバンジェリスト

メタバース活用策の企画検討、県庁内でのメタバース検討会の開催などを行う。

  • 期待する成果:メタバース活用策の立案/事業化に向けた構想案のとりまとめ
  • 求める人材像:メタバース、デジタル界隈に精通している/自治体のデジタル、メタバース事業に知見を有する/メタバース等関連事業の構築経験を有する

エシカル・プロモーション・スペシャリスト

エシカル消費推進事業における情報発信(SNS含む)への助言、伴走支援を行う。

  • 期待する成果:エシカル消費に関する発信力強化
  • 求める人材像:エシカル消費推進の具体的手法に関して専門的な助言ができる/企業内で広報、デジタルマーケティング、広告等の業務経験を有する/行政からの相談に具体的に実務レベルで解決策を見出せる/エシカル消費、SDGsなどに知見を持つ

そのほか、広報基本方針策定アドバイザー、広報コミュニケーションプランナー、総合計画PRプランナー、課題解決共創パートナーで募集する。

スケジュールは以下のとおり。
10月17日 募集開始
10月31日 募集終了
11月下旬 内定、業務開始
翌年3月末 業務終了、最終報告会

成果によっては延長が可能。応募には「複業クラウド」へのアカウント登録(無料)が必要となる。

「複業クラウド for Public」は、専門人材不足の地方自治体が複業人材登用により地方創生を推進できるサービス。同社が提携を行うのは今回で56例目、都道府県との連携は今回が初めての取り組みとなる(長野県内での連携は売木村に次いで2例目)。

【参考】

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