web3×地方創生 全国の美しい村のデジタル村民証NFTを販売

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3月6日から開催するプロモーションイベントのビジュアル(出所:美しい村づくりプロジェクト)
3月6日から開催するプロモーションイベントのビジュアル(出所:美しい村づくりプロジェクト)

美しい村づくりプロジェクト(東京都千代田区)は2月7日、NPO法人「日本で最も美しい村」連合と、連合に加盟する鳥取県智頭町、静岡県松崎町と連携し、美しい村デジタル村民権付きの「美しい村NFT」を販売することを発表した。3月1日より予約販売を開始する。

美しい村NFTの所持者には、連合に加盟する全国61地域で活用できる「宿泊割引」や「温泉割引」等の特典に加え、地域の課題解決プロジェクトに参画する権利が付与される。人口減少時代における新たな価値創造として、コミュニティへの貢献をNFT(非代替性トークン)の発行により還元し、「デジタル村民」として継続的に地域への関わりを深める人材を増やすことが目的だという。

同プロジェクトは「地方創生×web3」の先進的事例であり、政府の「地方創生SDGsモデル事業」として採択された「日本で最も美しい村デジタル村民の夜明け」事業として実施される。デジタル村民と地域住民が一体となって「未来の地域づくり」に取り組むことが期待されている。

なお、プロジェクトのプロモーションとして、3月6日からイベントを開催。「地方創生×web3」をテーマにしたトークイベントや、NFTアート作品を用いたファッションショー、メタバース体験などが行われるという。開催にあたっては、三菱地所(同・千代田区)、三菱地所プロパティマネジメント(同)が支援を行う。

「フランスの最も美しい村」運動にならい、美しい村としての自立を目指す

「日本で最も美しい村」連合は、全国61の地方自治体と、300近い個人・企業・団体会員で構成され、日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、自立を目指す運動を行ってきた。美しい村づくりプロジェクトは、同連合の理念に賛同した有志で構成される共同事業体として、2021年9月に設立された。

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