東急不動産ら、スキーNFT「ニセコパウダートークン」の実証実験を開始

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ニセコ東急 グラン・ヒラフ (出所:東急不動産)
ニセコ東急 グラン・ヒラフ (出所:東急不動産)

東急不動産(東京都渋谷区)は11月24日、HashPalette(東京都港区)と、北海道倶知安町にある「ニセコ東急グラン・ヒラフ スキー場」で、アーリーエントリー権が付与されたNFT「ニセコパウダートークン」の販売を開始すると発表した。

国内初・ファーストトラック付きスキーンNFT

同NFTには、対象のリフト開場時間よりも前に入場できるアーリーエントリー権が付いた国内初のNFT。購入者はその日誰よりも早くスキー場で滑ることができる。購入した日程で利用ができない場合は、2次流通市場で売買することもできるという。

HashPaletteが運営するNFTマーケットプレイス「PLT Place」で、パレットチェーン上NFTとして販売する。料金は5000円前後となる見込みだ。

NFTの市場規模は4000億円を超えるともいわれており、今後も市場拡大が見込まれている。東急不動産HDは現在、全社方針として、DXによる新しい体験価値創出の取り組みを掲げており、今後もHashPaletteと共同で、リアルな体験価値とNFTを結びつけた新しい体験価値を提供するとともに、NFTを活用した日本の観光資源と不動産の価値向上に取り組む考えだ。

なお今回のNFTは、IoTやAIなどを活用し実証的に課題解決に取り組む事業を支援する「北海道デジタルチャレンジ推進事業」に採択されている。

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