TOPPAN、NFTで地域のにぎわい創出 北海道の縄文遺跡群で

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(出所:TOPPAN)
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TOPPAN(東京都文京区)は10月4日、北海道委託事業「NFT(デジタル画像)を活用した周遊促進事業委託業務」を実施すると発表した。10月13日より、北海道内に点在する世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」および関連資産を周遊することで、訪問記念NFT(非代替性トークン)を入手できるデジタルスタンプラリー「縄文×NFT デジタルスタンプラリー」を開始する。

来訪者は遺跡群に設置されたQRコードを読み取ることで、遺跡と関連したNFTを入手でき、それらを遺跡周辺の協賛施設で提示すると特典が受けられる。また、7つある記念NFTを全て入手すると「制覇記念NFT」を入手できるという。遺跡群に関心ある観光客だけでなく、幅広い層に遺跡群の魅力を認知してもらうことを目的に、若年層を中心に注目を集めているNFT技術を採用した。

(出所:TOPPAN)
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同イベントでは、遺跡群への誘客・周遊の活性化、地域のにぎわい創出を目指すと同時に、参加者の属性情報やNFTの収集経路を分析することで、観光客への効果的な情報発信や、最適な集客施策の立案にもつなげていく。

同社は、この取り組みをきっかけに、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の周遊者の増加や認知拡大、遺跡群周辺の活性化・にぎわい創出を支援します。また、NFTをはじめとしたweb3技術を観光領域へ活用する施策を、さまざまな地域・自治体へ提供していくとしている。

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