帝人と富士通 再生素材の由来を証明、環境設計促進へ

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リサイクル素材の環境価値化プラットフォームのイメージ(出所:富士通)
リサイクル素材の環境価値化プラットフォームのイメージ(出所:富士通)

帝人(東京都千代田区)と富士通(東京都港区)は7月12日、リサイクル素材の環境価値化プラットフォーム実現を目指した共同プロジェクトを開始した。同プラットフォームを通じて、リサイクル素材の出自の証明や、高い信頼性を持つ温室効果ガス(GHG)排出量を含む環境負荷情報を提供することで、メーカーによるリサイクル素材の活用、環境配慮設計の促進を図る。

この共同プロジェクトでは、帝人のライフサイクルアセスメント(LCA)の算定方法や富士通のブロックチェーン技術を活用し、リサイクル素材の環境価値化プラットフォームを構築し、その市場適用に取り組む。まずは2022年度内での繊維強化プラスチック(FRP)領域におけるビジネスの具体化を目標として本格的に実証を開始し、その成果をもとに、他素材への展開も検討していく。

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