ダイハツが6月5日、新型「ムーヴ」を発売した。ムーヴは1995年の誕生以来、軽自動車市場の中心的モデルとして進化し続け、今回で第7世代となる。不正後初の新型車発表で、再スタートを図る。
「ムーヴ」から始めるダイハツの再始動
本来は、2023年に発表予定だったが、約2年遅れた。理由は、型式不正問題が発覚し法的な措置として国内生産の一時停止を余儀なくされ、新車開発のプロセスを見直すなど、企業として抜本的な経営変革を迫られたからだ。
法的な対応、およびサプライヤーなどダイハツと関連する各種企業が被った損失に対する支援などが一定程度終わったことを受けて、新車の市場導入を再開した。ムーブを起点に「ダイハツとして再スタート」する。