狙いは「未婚で、両親同居の女性」
ダイハツが開催した、プレス向けの試乗会の冒頭。新商品企画・ポジショニングマップが示された。
縦軸の上に「未婚・子無し」、下に「子育て」。そして、横軸が左に「男性的」、右に「女性的」というパラメーターだ。
このなかで、「未婚・子無しで女性的」の分野で、ダイハツは「ココア」と「コンテ」のみ。両車ともフルモデルチェンジから年数がかなり経っており、新車効果が薄れている。さらに、別の資料では、「未婚・新婚の女性」でのマーケットシェアが、2010年と2014年を比較すると、34%から32%へ減少した。
こうした「マーケットの穴」を埋めるため、企画されたのが「キャンバス」だ。
そして、ターゲットユーザーだが、「30歳前後の未婚で、親と同居する女性」とピンポイントで攻めている。
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