不思議な乗り物たち
“不思議な乗り物たち”に出会った。
場所は、震災対策技術展(2013年2月7~8日、パシフィコ横浜、振動技術展併催)。
この開催直前、ソロモン諸島でマグニチュード8.0の巨大地震が発生。日本の太平洋側沿岸各地で津波を観測。多くの日本人が、東日本大震災の体験を呼び覚まされた。
同技術展では各種セミナーを開催。内閣府、気象庁などの主要セミナーは、数日前から定員オーバーで受付が締め切られるほどの盛況だ。
展示会場内は、約250ブースに官公庁と民間企業が出展。地震対策、電力対策、非常時通信対策、水害対策、そして救助・救援支援などの最初製品と情報を提供した。
こうしたなかで、人目を引いたのが、数社が出展した球体状の物体だ。

ライフアーマーNEO
例えば、ポンド(大分県別府市)の「ライフアーマーNEO」。商品名目は、地震津波用シェルターである。
直径は1.2m、重量80kg、素材はガラス繊維強化プラスティック、そしてハッチの直径は60cm。
ボディカラーはブルーグレーとピンクの二色。乗員は最大4人という。
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