トヨタが驚きの発表を行った。
2030年までに、バッテリーEV(電気自動車)のグローバルでの新車販売台数を年間350万台に設定したというのだ。
2021年5月の時点ではバッテリーEVと燃料電池車を年間200万台にする目標を掲げたばかりなのに、ここへきて一気に150万台も上乗せした。
欧米での国や地域によるEVシフト関連の政策が強化される中、欧米自動車メーカーが相次いで本格的なEVシフトを打ち出している状況で、トヨタとしてもバッテリーEV量産体制の拡充に対する確約を表明する必要が出てきたといえるだろう。

東京江東区のトヨタの体験施設「Megaウェブ」で実施した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で披露された新型EV各種(出所:トヨタ自動車)
今回の発表での驚きは、こうした数字だけではない。
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