
トヨタがジュネーブショーで世界初公開した超小型モビリティ「i-ROAD」。細く、2輪車のようでいて、近未来的なデザイン。デモンストレーションでは、リーンアクチュエーター(車体を傾かせる作動装置)を制御する独自システムで、細くても、コーナーなどで問題がない点を示した
ついに、出た。
本連載でも既にお知らせし、さらには本サイトニュースや、大手メディアで関連情報が流れた通り、トヨタはジュネーブショー(一般公開2013年3月7~17日)に「i-ROAD」を世界初公開した。

トヨタヨーロッパ ディディア・レロイ社長
これは、タンデム(前後縦列ふたり乗り)の、インホイールモーター式・電動三輪車。車別としては、欧州では、乗用車より小さいLカテゴリー。日本では、超小型モビリティの仲間である。
今回は、発表現地で現物を見た感想を素直に書く。
また、同車の開発責任者、トヨタ自動車・製品企画部・Z-AD (アドバンスド・ヴィークル・プロジェクト)主査で、IT・ITS企画部主査を兼務する、谷中壯弘氏と単独インタビューしたので、その内容も盛り込む。
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