スポーツカーばかり目立ち、エコカーの影が薄い「奇妙な光景」
業界関係者が、メディアが「いったい、どうなっているんだ?」と首を傾げた。
The North American International Auto Show (通称:デトロイトショー)が米ミシガン州デトロイト市の中心部、COBOセンターで2014年1月18日~26日に開催された。
同ショーは世界自動車市場の「今年のトレンド」が具現化されるため、世界から注目が集まる。特に今年は、アメリカの「次の一手」を見てみたいという意識が、業界内に強かった。
なぜなら、北米市場は昨年、全体需要がリーマンショック前のレベルの1500万台を回復。世界市場のなかでは、中国に次いで「万年ナンバー2」となった北米だが、次世代車や高級車など付加価値の高い商品では、いまだに「世界ナンバー1」。昨年のデトロイトショーでは各社が、プレミアムブランドの拡充を披露。市場回復の流れのなかで、「今後、トレンドは、さらにどうなる?」という期待が業界内に強まったのだ。
ところが…。
「なにも、ないじゃないか!?」。
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