自動車ジャーナリスト 桃田 健史
最終更新日: 2019年01月21日
米ネバダ州ラスベガス。全米有数の「コンベンションの街」として知られる。なかでも集客数が圧倒的に多いのが、毎年1月上旬に開催されるCES(セス)だ。コンシューマ・エレクトロニクス・ショーの略称で、家電やIT関連企業にとって世界最大級の見本市となる。筆者は過去20年以上に渡り、CESを取材してきた。
記憶をたどると、2000年代に入ってからは、スマートフォンなどデジタル機器が出展の大半を占めるようになった。そして2010年代になると、自動車関連の出展が急速に増加した。