自動車ショー化のさらにの先
米ネバダ州ラスベガス。全米有数の「コンベンションの街」として知られる。なかでも集客数が圧倒的に多いのが、毎年1月上旬に開催されるCES(セス)だ。コンシューマ・エレクトロニクス・ショーの略称で、家電やIT関連企業にとって世界最大級の見本市となる。筆者は過去20数年間に渡り、CESを取材してきた。
記憶を辿ると、2000年代に入ってからは、スマートフォンなどデジタル機器が出展の大半を占めるようになった。そして2010年代になると自動車関連の出展が急速に増加した。
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