先週のジュネーブショーで世界初公開された、「CarPlay」がその証明だ。これは同社が2013年6月、サンフランシスコで開催した毎年恒例のWWDC(World Wide Developers Conference)で発表した「iOS in the car」の量産バージョンだ。端的に言えば、そのシステムとは、iPhoneの音声認識技術「Siri(シリ)」を使い車載器側でアップル独自の画面表示の上で操作するもの。操作はSiriだけでなく、タッチパネル、またはコントローラーなど各自動車メーカーが搭載するHMI(Human Machine Interface)によっても行える。