走行時に水しか排出しない燃料電池車を究極の環境車と位置付け、1980年代後半から研究開発を行ってきたホンダ。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、2040年に電気自動車、燃料電池車の新車販売比率100%を目指す。これまで研究開発が重ねられ、先日、初公開となった同社燃料電池車モデル「CR-V」について自動車ジャーナリストの桃田 健史氏にレポートしてもらった。(バックナンバーはこちら)
ホンダは「CR-V」をベースとした燃料電池車を、2023年11月11~12日に静岡県の富士スピードウェイで開催された国内モータースポーツのスーパー耐久2023最終戦のイベントスペースで展示した。