
歩行補助のための超小型モビリティ『UNIMO(ユニモ)』。いわゆる「セニアカー」と呼ばれるような電動クルマ椅子と同じく、歩行者扱いとなるため、最高速度は6km/h。で、3km/h、4.5km/h、そして6km/hの三段階で速度設定可能
「なんだ、こりゃ?」
慶応大学発のEVベンチャーとして知られる、「SIM-DRIVE」。
その先行開発第3号車「SIM-CEL」と、同4号事業開始の記者発表会。開始時間は午前10時だが、1時間近く前に東京プリンスホテル内の会場到着。開場と同時に中に入った。
昨年もこの時期にこの場所で、同社の先行開発第2号車のお披露目式を取材した。昨年と今年、会場内での大きな違いは、同3号車開発に参画した10社余りの企業が自社製品のブースを出展したことだ。
それらを展示を順に見ていると、途中で「妙な物体」に目が止まった。
ホテルのロビーにある椅子を、そのまま持ってきたのか?
それにしては、なんだかゴッツイ。
足元には、車椅子みたいに左右折りたたみ式の足置きがある。
あれ、キャタピラーが付いている。
一体これは何だ?
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