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超小型モビリティの本命、新型コムス『二人乗り』版はこうなる!?

桃田 健史

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超小型モビリティ法整備、最終段階へ

「コムス」の話をする前に、「超小型モビリティ」の最新情報からお伝えしたい。

国土交通省は2012年11月22日、「超小型モビリティの認定制度の策定に係る意見募集について」(超小型モビリティの認定制度について保安基準の主な取扱い・考え方、※PDF)を公表した。

超小型モビリティとは、軽自動車と自動二輪車の中間的存在として新設がほぼ確定している乗り物だ。広義では、「電動車いす」や「セグウェイ」等の搭乗型移動支援ロボットも含まれる。だが、今回の場合、いわゆる「二人乗り超小型モビリティ」を指す。

また今回の「意見募集」(いわゆる、パブリックコメント)とは、法整備に向けての最終段階であり、事実上の「法整備決定」を意味する。いまから61年前、昭和26年に法令化された道路運送車両・保安基準を見直すものだ。

今回、同省が提示してきたなかで注目される点が2つある。ひとつが、高速道路を走行しないこと。もうひとつが、最高速度30km/以下での走行区域での衝突安全性に対する緩和措置だ。つまりこれは、車両の衝突安全に対する「相当な妥協」を意味する。同省は衝突安全試験の有無については言及していないが・・・。「原動機付き自転車(四輪)」という奇妙な正式名称を持つ、いわゆる「ミニカー」同様に、衝突安全試験の適用外になる可能性もあると考えられる。

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この記事の著者

桃田健史 (ももた・けんじ)
桃田健史(ももた・けんじ)
自動車ジャーナリスト。1962年東京生まれ。日米を拠点に世界各国で自動車産業を主体に、各種産業を取材。日経BP社、ダイヤモンド社、各種自動車関連媒体へ執筆。また、レーシングドライバーとしての経歴を活かし、日本テレビ系列でレース番組の解説担当。近年の取材対象は、先進国から新興国へのパラダイムシフト、EV等の車両電動化、そして情報通信のテレマティクス。著書に「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ」(ダイヤモンド社刊)。
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