自動車ジャーナリスト 桃田 健史
最終更新日: 2015年12月21日
水素社会における「期待の星」、東芝がいま大きく揺れている。これは燃料電池車に及ぼす影響が極めて大きいと、筆者は思う。
2015年12月7日、証券取引等監視委員会は東芝に対して、課徴金納付命令の勧告を行った。一連の報道で「不正会計」と呼ばれる会計処理に対するものだ。これを受けて行われた東芝経営陣の記者会見では、根本的な社内組織の構造改革を行うものと説明した。