アウディは2015年7月上旬、米カリフォルニア州のソノマレースウェイで自動運転車の試乗会を行った。参加したのは、世界各国のメディア、カリフォルニアやフロリダ等の州政府関係者、そしてグーグルやフェイスブック等のシリコンバレーIT企業関係者だ。
用意されたクルマは「ロビー」と「ボビー」。両車ともにスポーティ5ドアセダン「RS7」(最高出力560馬力)をベースに開発された。2014年に完成した「ボビー」は同年10月、F1開催地としても知られるドイツのホッケンハイムリンク・サーキットで無人自動運転を成功させている。
一方、今回のイベントに向けて制作された「ロビー」は、「ボビー」が装着するステレオカメラや後部座席を外して軽量化したモデルだ。
なぜ軽量化したのか?
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