9月2日朝、国土交通省は三菱自動車工業(以下、三菱自工)の東京本社と愛知県岡崎市の事業所に立ち入り検査に入った。なぜなら、「またしても燃費不正行為」が発覚したからだ。
この3日前、三菱自工は国土交通省に対して、4月に燃費不正が発覚した軽自動車4車種以外の、現行販売9車について燃費の修正を申請したばかり。その修正に基づいて、「アウトランダーPHEV」「アウトランダー(ガソリン車)」「ミラージュ」「デリカD:5」「パジェロ」「RVR」「i-MiEV」「ミニキャブ・ミーブバン」「ミニキャプ・ミーブトラック」の現行販売車9車種について、所有者、及び過去に所有していいた顧客に対して、損害賠償の金額を発表していた。