最高気温8度、最低気温マイナス1度。2月末のパリは、まだまだ寒い。そして、テロの脅威はいまだになくなっていない。イスラム過激派組織(ISIL)が2015年11月13日にパリ市内で同時多発テロを行い、多くの犠牲者が出た。フランス政府は非常事態を宣言し、期間を2月25日までとしていたが、同月16日に5月26日まで期間を延長することを決めた。主な駅構内には、マシンガンを持つ警官が配備されるなど、パリ市内はまだ緊張感が残っている。
だが、ルーブル美術館の周辺には世界各国からの観光客が詰めかけており、日本の一部報道にある「パリは閑古鳥」という表現は間違いだ。こうした観光客の間で重宝されているのがレンタル自転車だ。パリ市では、自動車による大気汚染の対策として、レンタル自転車やEV(電気自動車)シェアリングの普及を進めている。
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