利用シーンを自分でイメージ出来ない「自動二輪車」ユーザー?
毎年恒例の東京モーターサイクルショー(2014年3月28日~30日/於 東京ビックサイト)が開催された。今年で41回目となる。
初日28日(金)午前中は、報道陣やディーラー関係者向けの特別招待。同日午後1時から一般公開となると、バイクファンが一気に会場を埋め尽くした。
日本二大メーカー、ホンダとヤマハのブース内は大混雑。世界初公開の参考出展モデルの周りには、キャンギャル目当てではなく、バイクの詳細を捉えるアマチュアカメラマンが集結。また、各種の量産車には来場者自らは跨って、バイクを全身で味わっている。
同会場の屋外では、各メーカーが最新モデルの合同試乗会を実施。誓約書に記入すれば、二輪免許保持者なら誰でも気軽に参加できる。順番待ちに長い列ができた。
こうした会場内を取材していると、「バイクもまだまだ元気じゃないか」と思ってしまう。
だが、各メーカーの関係者に話を聞くと、皆一応に「二輪車国内市場の縮小傾向は止まっていない」と漏らす。
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