他に類のないシステムを導入
まさか、このようなことを決定してしまうとは、本当に驚いた ――
日産自動車は2016年6月14日、バイオエタノールなどを使う燃料電池システムを公開。これを東京オリンピックが開催される2020年を目途に量産する計画だという。
日産の新しいシステムは「eバイオ・フューエルセル」と称する。特徴は、バイオエタノール、またはエタノール45%と水55%のエタノール混合水を水素に改質し、SOFC(固体酸化物型燃料電池)を介して発電を行うもの。これまで他社が量産している燃料電池車とは、発電までの工程が大きく違う。
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