午後9時、東京ミッドタウン(港区六本木)正面玄関前。クリスタルホワイト・パールに輝くスバル「WRX S4」をパーキングし、しばし眺めた。街行く、メルセデス、BMW、アウディ、さらにレクサスと正々堂々と渡り合えるだけの、強い存在感を感じる。この、上級な雰囲気のエクステリア。ひと昔前のスバルには、考えられなかったことだ。
翌朝、首都高速湾岸線を千葉方面へ。料金所を抜け、アクセルを強めに踏み込む。2.0リッターDOHC直噴ターボで最高出力300PSと聞くと、爆発的な加速を連想するが、さにあらず。力強いが、けっして強引ではなく、心地良い。
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