空港でEVがお出迎え
オランダの主要空港、スキポール。 ベルリンからのKLM便を降りてバゲッジクレームに向かうと、チューリップに囲われた BMWのEV「i3」が展示されていた。これは欧州の大手レンタカー企業SIXT社が設置したもの。
「欧州内でEVといえば、オランダ」。 SIXT社の展示は、最近ではそう言われるほどEVがメジャーとなったこの国ならでは、である。
スキポール空港の地下からオランダ鉄道で約12分間。アムステルダム中央駅に着く。 海運の都市として栄えた同地。駅を基点に扇状に街が形成されている。
運河沿いの石畳の通りは道幅が狭く、さらにそこに自転車専用レーンが敷かれている。 地元住民に加えて、観光客向けのレンタル自転車が数多く、観光名所の王宮広場前からスーパーマーケットの周辺まで、とにかく自転車の数が多い。
全文は有料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 75 %