自動車ジャーナリスト 桃田 健史
最終更新日: 2016年07月04日
EVメーカーが、太陽光発電と融合するのは当然。傍から見ると、確かにそう思えてしまう。だが、今回の動き、そうした「古い考え方」とは大きく違うように思える。
米EV大手のテスラは6月21日、太陽光発電のインフラ事業を手掛ける米ソーラーシティ社の買収提案を行った。ソーラーシティ社は米西海岸を中心に80のサービス拠点と、1万4000人の従業員を抱える。同社の筆頭株主であり、CEO(最高経営責任者)はテスラの創業者・CEOであるイーロン・マスク氏だ。買収金額は、28億ドル(約2800億円)に及ぶ。