日本自動車輸入組合による試乗会が開催され、世界各国から17ブランド62種が参加した。輸入車市場におけるEVシフトの状況や欧州グリーンディール政策の影響はどのようなものか。試乗会の様子とそこから見える市場動向について自動車ジャーナリストの桃田 健史氏にレポートしてもらった。(バックナンバーはこちら)
日本自動車輸入組合(JAIA)主催の公道試乗会が、2月1日に神奈川県の大磯ロングビーチをベースに実施された。
JAIAは日本で自動車の輸入が自由化された1965年に設立され、現在は海外メーカーを主体として日本における輸入車に関する普及活動などを行っている。その一環として実施されているのが、年に1回の大行事となっている報道陣向けの試乗会である。
今年はドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、韓国、中国から17ブランド62種の最新モデルが参加した。