
トヨタ FCV コンセプト
2015年に向けて2013年末のキックオフ
トヨタは2013年11月6日、東京モーターショー(同年11月23日~12月1日)に燃料電池車「FCVコンセプト」を出展すると発表した。同車は2015年の量産化を目指すモデルとほぼ同じ仕様だ。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4870×1810×1535(mm)、ホイールベースが2780mm。トヨタの現行車のなかでは、「クラウンアスリート」に近い大きさだ。
燃料電池システムの詳細については、現時点では未公開。だが、トヨタ関係者によると、基本システムはSUVの「ハイランダー」をベースとした燃料電池実験車両「FCHV-adv」を踏襲する。
こうした燃料電池車の量産化に向けて、トヨタは同年10月26日と27日、横浜みなとみらい地区で開催された「横浜・低炭素交通プロモーション」の一環として「トヨタみらい自動車フェスティバル」を行なった。
JR桜木町駅前の広場には、「FCHV-adv」を展示、その隣には車体に大きなリボンをつけた各色ボディからのハイブリッド車「アクア」がずらり。さらに、立ち乗り式ロボットの「ウイングレット」の体験試乗会を行なった。さらに、赤レンガ倉庫周辺では燃料電池バスの体験試乗も実施された。
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