日本製紙と大王製紙、海上共同輸送を開始 同業他社で往復利用

日本製紙(東京都千代田区)は8月2日、大王製紙(同)と、首都圏・関西エリア間の海上共同輸送を開始した。日本製紙勿来工場(福島県いわき市)から関西圏へ製品を輸送する際、千葉中央港(千葉県千葉市)までトラックで運び、同港で大王製紙が三島工場(愛媛県四国中央市)から首都圏・東北向け製品輸送に活用しているRORO船に積み替え、堺泉北港(大阪府堺市など)まで海上輸送。製品輸送のモーダルシフトを図る。
なお、同業社間の定期的なラウンド輸送(往復利用)は製紙業界で初めての取り組みだという。これにより、日本製紙は関西向けの安定輸送体制強化とともに、従来の輸送と比較しCO2排出量を年間46.7%、トラックドライバーの総走行時間を78.8%削減するという。
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