石炭灰原料の高機能リサイクル繊維の事業化を検討へ Jパワーら

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バッシュファイバー製品群(出所:新日本繊維)
バッシュファイバー製品群(出所:新日本繊維)

電源開発(Jパワー/東京都中央区)、日本板硝子(NSG/同・港区)は6月28日、素材系スタートアップの新日本繊維(千葉県我孫子市)が開発した環境配慮型高機能リサイクル繊維「BASHFIBER®(バッシュファイバー)」の事業化に向け、3社で共同検討を行うと発表した。

環境配慮型の繊維補強材として広く活用が見込まれる新素材

バッシュファイバーは、発電事業のほかさまざまな産業で生じる石炭灰などを原料とする連続長繊維。高強度で耐熱性や耐薬品性といった特長を付与することができ、アラミド繊維やガラス繊維といった既存の産業用繊維補強材の代替として活用できる。建築・土木分野・自動車などの産業資材などの幅広い分野での利用が見込まれる素材だ。

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