鹿島と東北大、共同研究室を設立 新しいCO2削減建材の開発で連携

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共創研究所が設置される東北大のハッチェリースクエア(出所:東北大学)
共創研究所が設置される東北大のハッチェリースクエア(出所:東北大学)

鹿島(東京都港区)と東北大学は4月1日、CO2排出量を削減する建設材料の開発を促進するため、共同で研究所を開設した。名称は、「鹿島×東北大学 観光配慮型建設材料 共創研究所」。東北大学青葉山東キャンパス(宮城県仙台市)の「ハッチェリースクエア」に設置する。期間は2027年3月31日まで。

「材料データ×技術ノウハウ」で新しいCO2吸収・固定化材を開発

具体的には、同大学が有する膨大な材料に関する研究データと鹿島の建設技術ノウハウを組み合わせ、CO2を吸収・固定化でき、かつ安価で大量生産を可能にする原材料を開発し、実用化を目標に研究を進める。

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