清水建設、バイオ炭コンクリート適用でカーボンネガティブ達成 第三者認証も
清水建設(東京都中央区)は5月22日、新築工事の現場において初めて適用したカーボンネガティブ仕様の環境配慮型コンクリート「SUSMICS-C」のCO2削減効果について、第三者による検証を経て、コンクリートへのCO2固定量がCO2排出量を上回るカーボンネガティブを達成したことが確認されたと発表した。
バイオ炭を混入した環境配慮型コンクリをビル新築に適用
SUSMICS-Cは、木質バイオマスの炭化物であるバイオ炭を混入した環境配慮型コンクリートで、木質バイオマスが成長過程で大気中から吸収したCO2を難分解性の炭素としてコンクリートに固定できる。CO2の排出削減効果はバイオ炭の混和量と相関し、バイオ炭に固定されたCO2量がその他の材料製造等に起因するCO2排出量を上回れば、カーボンネガティブを実現できる。
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