三井造船ら、EVバイオマス燃料輸送船が竣工

三菱造船(神奈川県横浜市)、e5ラボ(東京都千代田区)は7月7日、「内航標準ハイブリッドEV船」のデザインを採用したバイオマス燃料輸送船の「あすか」(総トン数499トン)を竣工したと発表した。6月30日に竣工し、建造造船所の本田重工業(東京都千代田区)から旭タンカー(同)に引き渡された。
大容量蓄電池と発電機とのハイブリッドで推進モーターを駆動
「内航標準ハイブリッドEV船」は、化石燃料を必要とする従来のディーゼルエンジンではなく、大容量蓄電池と発電機とのハイブリッドで推進モーターを駆動する。省エネ船型とされる「高性能ツインスケグ船型」(三菱造船製)を採用し、推進馬力を従来船より20%以上削減。航行中のCO2排出量を削減するとともに、荷役、離着桟、入出港など港湾でのゼロエミッションオペレーションを実現するという。
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