住友ゴム、水素活用で量産タイヤ製造 白河工場 FH2Rから調達

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(右)福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)の水素トレーラー、(左)白河工場に設置している水素ボイラー(出所:住友ゴム工業)
(右)福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)の水素トレーラー、(左)白河工場に設置している水素ボイラー(出所:住友ゴム工業)

住友ゴム工業(兵庫県神戸市)は7月24日から1ヵ月間、水素活用の実証実験に取り組む白河工場(福島県白河市)において、水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」(福島県浪江町)から水素の供給を受けることが決まったと発表した。水素は、製造時(Scope1,2)カーボンニュートラルを達成した量産タイヤの生産に活用する。

同社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業として支援を受け、主力タイヤ工場である福島県白河工場において、2021年8月から水素活用の実証実験に取り組んでいる。今回の取り組みもその一環で実施する。同社におけるFH2R製水素の活用は、少量の供給を受けた4月に続き2度目となる。

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