AGCとユーグレナ、化学強化廃棄塩を肥料原料にリサイクル 国内初

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固化した化学強化廃棄塩(出所:ユーグレナ)
固化した化学強化廃棄塩(出所:ユーグレナ)

AGC(東京都千代田区)の100%子会社であるAGCディスプレイグラス米沢(ADY/山形県米沢市) とユーグレナ(同・港区)は10月17日、廃棄塩を肥料原料としてリサイクルすることに日本で初めて成功したとを発表した。AGCとユーグレナは、特許を出願(7月8日)しており、リサイクル肥料はユーグレナが販売を開始した。

廃棄塩に含まれる窒素・カリウムに着目

車載ディスプレイ用カバーガラスを製造するADYでは、同ガラスの強度を高めるため、硝酸カリウムを主成分とする溶融塩を用いて化学強化を行っている。この工程で使用された塩は、焼却や埋め立て処理によって廃棄していた。

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