太平洋セメント、全工場へ「廃熱発電」の導入を完了

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太平洋セメント(東京都文京区)は10月24日、埼玉工場(埼玉県日高市)で、セメント製造工程で発生する廃熱を活用した発電設備を稼働した。発電出力は7.85kW。年間発電電力量約53,000MWh、年間約23,000トンのCO2排出削減を見込んでいる。

今回の埼玉工場への導入により、全工場への廃熱発電設備の設置が完了した。全工場での総消費電力量に対する廃熱発電量の割合は19.7%(2021年度比3.0ポイント増)になる見通し。

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