キリンビバレッジ、湘南工場でリサイクルレジン100%ペットボトルの製造開始

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生茶シリーズ(出所:キリンビバレッジ)
生茶シリーズ(出所:キリンビバレッジ)

キリンビバレッジ(東京都中野区)は1月20日、キリンビバレッジ湘南工場(神奈川県高座郡)で、リサイクルレジンを100%使ったペットボトルの「プリフォーム」の製造を3月上旬より開始すると発表した。

プリフォームとは、膨らませる前のペットボトルの原型のこと。また「リサイクルレジン」とは、使用済みのペットボトルを粉砕・洗浄して作られたPET容器の原料となる樹脂のこと。

湘南工場では、「バージンレジン」という石油由来のPET容器の原料となる樹脂を使ったプリフォームの製造は行っていたが、「リサイクルレジン」100%のプリフォームは外部調達していた。しかし、「リサイクルレジン」100%のプリフォームを安定的に外部から調達するには限りがあり、自社で製造し、供給量を増やすこととなった。

同社は今後、リサイクルレジン100%の「R100ペットボトル」を使用した商品展開を拡大していきたい考えだ。

製造工程で温室効果ガス排出量が50~60%削減

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