Daigasエナジー、赤穂下水処理場の消化ガスで発電 年34万kWh想定

大阪ガス(大阪府大阪市)の100%子会社・Daigasエナジー(同)と赤穂市上下水道事業(兵庫県赤穂市)は6月1日、「赤穂下水管理センター消化ガス発電事業」を開始した。2022年11月に同事業に関する基本協定を締結し、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)による事業計画認定の取得や、発電設備の建設を進め、開始に至った。
消化ガスの余剰分でバイオマス発電
同事業は、民間の資金とノウハウを活用した民設民営方式による下水処理場での消化ガス発電事業。Daigasエナジーが赤穂市から借り受けた下水管理センター内の事業用地に発電設備を建設し、同センターで発生する消化ガスのうち、余剰分を活用してバイオマス発電を行い、FIT制度を利用して20年間の発電事業を行う。発電設備には、消化ガスエンジン24.5kWを2台設置、発電容量49kW、年間発電量は、約34万kWh/年(一般家庭約80世帯相当)を想定している。
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